介護保険と生命保険

介護保険と生命保険

生命保険会社の介護保険介入


介護保険制度ができる以前は高齢者介護は家族が行ない、これを老人福祉サービスや老人医療サービスが支えていました。

介護保険,生命保険しかし、本格的な高齢化とともに寝たきり等の要介護者の数は急増し、介護の重度化、長期化が問題となりました。

また介護者の高齢化も進み、寝たきりの高齢者の介護者の約半数が60歳以上となっていたのです。

人口に占める高齢者の割合が増加する一方で、核家族化の進展、女性の就業率の向上などにより、家族の介護力は低下していく一方です。

そんなことから介護に対する国民の不安が高まり、多くの国民が公的介護保険制度の必要性を訴えるようになっていくのです。

このような背景から介護保険制度は2000年に実施され、これに追随するかのように民間の生命保険会社なども介護に関係する商品を開発し提供されるようになりました。

介護保険と生命保険会社の違い


公的の介護保険と民間の保険会社の保険との違いは次の通りです。

★給付方法の違い
・公的介護保険…サービスそのものが給付される現物給付

・民間介護保険…契約に定める状態に該当すると契約時に定めた金額を給付される現金給付

★要介護状態の判定の違い

・公的介護保険…自治体の調査員の調査結果と医者の診断書を元に判定

・民間介護保険…保険会社や保険の種類によって独自の基準が約款で定められている

★加入方法と年齢の違い

・公的介護保険…40歳以上を対象に強制加入・保険適応

・民間介護保険…40歳未満でも契約・保険適応可能

★保険料の違い

・公的介護保険…「保険料は市区町村によって公平に定められている」「認定されても加入者は一生涯保険料を負担する」

・民間介護保険…「保険料は契約内容によって異なる」「契約によって定められた期間保険料を支払う」(保険料払込期間中に給付を受ける場合は、一般的にその後は保険料払込免除となる)


上記のように公的介護保険と民間介護保険では色々異なる面があります。どちらが良いと判断するのは難しい所です。

公的介護保険で補えない部分を補えるよう、民間保険加入時には慎重に契約を結ぶようにすることがポイントですね。

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